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月別アーカイブ: 2025年4月

ファーストエアー株式会社のよもやま話~注目されている換気システム~

皆さんこんにちは!

ファーストエアー株式会社の更新担当の中西です!

 

 

さて今日は

ファーストエアー株式会社のよもやま話

~注目されている換気システム

ということで、現在注目されている換気システムについてご紹介♪

 


ここ数年で、私たちの仕事である「換気」に対する社会的関心は大きく変わりました。ウイルス対策、カビや結露の防止、CO₂濃度管理、そして脱炭素。

こうしたニーズに応えるべく、換気システムも急速に進化しています。
今回は、2025年現在注目されている最新の換気システム技術とその活用法について、業者の目線から深くご紹介します。


なぜ「換気のアップグレード」が求められているのか?

■ 背景にある3つの要因

  1. 感染症対策

    • 新型コロナの流行により、「空気感染」や「換気の質」が大きな注目を集めました。

  2. 高気密高断熱化の進行

    • 住宅や施設の密閉性が向上し、自然換気だけでは空気が滞留しやすくなった

  3. ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)・ZEH推進

    • エネルギー効率の高い建築には、高性能な熱交換型換気が求められます。


2025年注目!最新の換気システム トップ5

全熱交換型換気システム(熱回収型)

  • 外気を取り入れる際に、室内の排気熱・湿気を回収してエネルギーを再利用。

  • 冷暖房効率を落とさずに換気できる。

🔧 導入例:三菱電機「ロスナイ」、パナソニック「HEPA+熱交換器一体型換気」

💡 ZEB・ZEH住宅では必須レベルに。
住宅だけでなく、病院やオフィスビルでも急速に普及中です。


CO₂センサー連動型自動換気システム

  • 室内の二酸化炭素濃度をリアルタイムで検知。

  • 人数や活動量に応じて自動で換気量を調整。

🔧 導入例:学校・会議室・学習塾・カフェなど

💡 労働生産性や学習効果を高めたい空間に最適です。


IoT・AI搭載型 換気コントロールシステム

  • エアコン・照明・センサー・換気をAIが統合管理。

  • スマホやクラウドで遠隔操作&データ解析が可能。

🔧 導入例:店舗・スマートホーム・ホテル

💡 「人感センサー連動」「温湿度・VOCセンシング」など、高度な空気制御が可能に。


高性能フィルター搭載型 換気ユニット(PM2.5/ウイルス対策)

  • HEPAフィルターや抗菌フィルターを搭載し、外気の微粒子やウイルスをカット。

  • 病院・福祉施設・保育園などでの導入が進む。

🔧 導入例:ダイキン「ベンティエール」、日立「空気質換気ユニット」

💡 花粉症・アレルギー体質の家庭からの需要も増加傾向。


天井埋込型小型全熱交換ユニット

  • 省スペースで見た目もスッキリ。

  • リフォーム現場や、天井裏スペースが限られる住宅にぴったり。

🔧 導入例:LIXIL「エコエア85」、三菱電機「ダクトレス換気ユニット」

💡 室内の美観を保ちながら、高性能換気が可能に。


導入成功の鍵は「建物に合った設計・施工」

最新の換気システムといえど、設置環境との相性が重要です。
例えば…

  • 高気密住宅には熱交換型を優先すべき

  • 天井高が低い部屋では埋込型がベター

  • 保育園などは静音性能が大きなポイント

  • リフォームの場合、ダクトレス換気が現実的な選択肢になることも

👉 私たち換気設備業者の役割は、「機器を売ること」ではなく、最適な換気設計と施工で“空気の質”を高めることです。


2025年の補助金・支援制度の活用も視野に

2025年は、省エネ・健康住宅推進の一環で、以下のような支援制度があります。

  • 国交省「住宅省エネ2025キャンペーン」

  • ZEH支援事業

  • 中小企業向けCO₂削減設備導入補助金(換気設備対象)

💡 補助金対象になる製品・工事のご相談も承っております。


【まとめ】換気は、これからの建築に欠かせない“見えない設備”

「空気の質」は、数値化しにくく、目にも見えません。
ですが、だからこそ私たちプロの知識と技術が必要とされています。

  • 省エネ

  • 健康

  • 快適

  • 防カビ・防臭

  • 感染症対策

すべてを叶える次世代の換気システム、今こそご提案のタイミングです。

 

ファーストエアー株式会社ではより安全にお客様にお使いいただくために細心の注意をはらい作業を行っております!

 

お問い合わせはお気軽に♪

 

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ファーストエアー株式会社のよもやま話~環境~

皆さんこんにちは!

ファーストエアー株式会社の更新担当の中西です!

 

 

さて今日は

ファーストエアー株式会社のよもやま話

~環境

ということで、換気がもたらす環境改善についてご紹介♪

 

 

近年、「換気」という言葉の重要性が、一般のご家庭や企業でも強く意識されるようになりました。

新型ウイルスの流行や、PM2.5・花粉・VOC(揮発性有機化合物)など、空気中の目に見えない問題が多く取り沙汰される中で、正しく設計された換気システムが生活・職場環境をどれだけ改善できるか、今回はプロの視点から深くお伝えします。


そもそも「換気」の目的とは?

☑ 室内の汚れた空気を排出し、きれいな外気を取り込む

特に現代の住宅は高気密・高断熱化が進み、自然換気では不十分になっています。
その結果、以下のような問題が起こりやすくなります。

  • 室内のCO₂濃度が高まり、集中力や作業効率が低下

  • 湿気がこもり、カビやダニが発生

  • ハウスダストや花粉、化学物質(VOC)の蓄積

☑ 建物の劣化防止にも不可欠

湿気がこもると、壁内結露(内部結露)が発生し、構造材の腐食やシロアリの原因にも。
つまり、換気は「人」だけでなく「建物」も守る重要な要素なのです。


換気システムを導入・強化することで得られる5つの環境改善効果

1. 【健康面】空気質の改善によるアレルギー・喘息の緩和

定期的に外気を取り入れ、室内に滞留したダニのフンや死骸、花粉、カビ胞子、PM2.5などを排出
小さなお子様や高齢者、アレルギー体質の方の症状緩和に大きく寄与します。

💡特に「第一種換気(給排気ともに機械で制御)」は、外気のフィルター処理も可能なため、質の高い空気を安定供給できます。


2. 【快適性】CO₂濃度の低下で、頭がスッキリ・集中力UP

近年の研究で、室内のCO₂濃度が1,000ppmを超えると、集中力・作業効率が明らかに低下することが分かっています。

  • 学校や塾 → 学習効率に影響

  • オフィス → 業務効率・判断力の低下

  • 自宅 → 頭痛や眠気の原因に

👉 換気を強化することで、“目に見えない不調”を防げるのです。


3. 【住環境】結露・カビの発生を抑え、家が長持ち

キッチンや浴室、洗濯物の室内干しなどで発生する水蒸気。
適切に排気されないと、壁内やサッシに結露が起き、カビやクロスの剥がれ、住宅の腐食につながります。

💡24時間換気システムの適切な運転と、湿度センサー連動型の排気ファンの導入などで改善可能です。


4. 【省エネ・脱炭素】熱交換型換気でエネルギー効率アップ

近年注目の「全熱交換型換気システム」は、排気時の熱エネルギーを回収し、給気側に再利用します。

  • 冬 → 暖かい空気を外に逃がさず、新鮮な外気を温めて室内へ

  • 夏 → 冷房効率を下げずに換気可能

🌱 光熱費の削減+脱炭素社会の実現に貢献


5. 【安全性】ウイルス・菌・VOC対策としても有効

新型ウイルスをきっかけに、建物内のエアロゾル感染リスクが注目されました。
また、建材や家具から出るVOC(ホルムアルデヒドなど)の対策としても、機械換気の導入は有効です。

💡最近では、抗ウイルスフィルター付き換気装置や、紫外線殺菌付きのダクトシステムも登場し、より高度な空気清浄が可能に。


導入を成功させるには「現場に応じた設計」が鍵

換気設備の導入や改修では、次のような専門的な判断が求められます

  • 建物の気密性・断熱性

  • 使用人数・用途(住宅、オフィス、店舗など)

  • 既存設備との兼ね合い(空調、配線、ダクト経路)

👉 私たち換気設備のプロは、その現場に合わせて最適な換気計画を設計し、確実な施工を行います。


【まとめ】今こそ、“見えない空気”にもっと気を配るべき

住まいも働く場所も、空気が変われば、暮らしが変わります。
「臭い」「ジメジメ」「集中できない」「体調がすぐれない」
そんな“何となくの不快感”は、換気システムで解決できる可能性が大いにあります。

 

ファーストエアー株式会社ではより安全にお客様にお使いいただくために細心の注意をはらい作業を行っております!

 

お問い合わせはお気軽に♪

 

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